RBAの種類
Vapeを初めて手にした方の大半はPod型またはModとクリアロマイザーがセットになったスターターキットでの入門が基本。
最初からRBA(Rebuildable Atomizer:再構築可能アトマイザー)に手を出せる人は、身近にVape先生がいる人でないと、なかなか厳しい。
クリアロやPodのコイルユニットを交換していくことにランニングコストの悪さを感じたり、デザインの幅が少ないことからRBAに手を出すことが多いと思う。
私がビルドを始めたきっかけは、今では考えられないかもだけど、美味しいという理由だった。
現在のプリメイドコイルユニットはものすごく美味しい(らしい)ので、きょうび私の理由で移行する人は少ないのかもしれない。
RBAには大きく分けて3種類ある。RDAとRTAはサイズ違いを並べてみた。
RDA
RBAの中では一番単純な構造であり、これを基礎としてRTAやRDTAが構成されている。
RDAに関わらず様々なスタイルが存在するので、今回紹介したもののスタイルが全てではない。
あくまでも種類の紹介。
サイドエアフローの他にも下からエアを当てるボトムエアフロー、上方(といっても吸い口が真ん中にあるので斜め上が主)からエアを取り込むトップエアフローなどがある。
RDAはリキッドを液体のまま保持できるタンクが無い為、コットンが保持できるだけのリキッドのみで、リキッドをチャージする回数はかなり多い。
常にフレッシュなリキッドを味わえるという話もあるが、それは私にはよくわからない。
クリアロやPodは基本構造はRTAと同じものが殆ど。
見た目はクリアロと変わらないと思う。
上のRDAと比べるとだいぶズラリと並んだ印象。
ワイヤーをカットした跡がポスト両端の外側にわずかに出ているが、これでもかなりギリギリで本来は見えないくらいにカットしてあげないと、ショートの原因の可能性がある。
RDAの外側をガラスで囲ってリキッドを貯めている状態がRTA。
RTAは3種類の中ではリキッドが漏れ出すリスクが高い。
コットンの量や長さを気をつける必要がある。
タンクからデッキに沢山リキッドが入り過ぎると漏れ、コットンを詰め過ぎてリキッドが入らな過ぎるとコットンの吸い上げが悪くなりドライヒットする。
ピーキーなスタイルがRTAで、もちろんそれを解決しているタイプも存在する。
ビルドが決まってしまえば非常に快適なアトマイザーとなる。
RDTA
個人的に持っているのが1つしかないのでちょっと小さいけど紹介する。
こちらもRDAと基本構造は変わらなく、RDAの下にタンクが付くタイプとなっており、コットンを下まで伸ばすことでタンク内のリキッドを常に吸い上げるスタイル。
PodやAIOのRBAはこのスタイルが採用されているものも多く見られる。
手で分解できる状態はこれだけ(ドリップチップを除く)。
デッキ下のタンク以外はRDAとなんら変わらないので、ダイナミックなビルドもできて自由度が高い。
リキッドの漏れもゼロではないと思うがあまり聞いたことはない。
構造的な欠陥で滲みや漏れはあるのかもしれないが、私の所有しているものと、周りの人々からそのような話はない。
以上がタイプ別の説明。
Vapeの良さはRDA、RTA、RDTAでも無数のデザインやプロダクトがある。
ものによっては同じRTAでもフレーバーの感じ方や利便性が全然異なる印象のものも存在するが、それは手にしてみないと自分に合うかどうかは分からない。
まずはデザインやコンセプト、プライスなどから選んで見るのが良いと思う。
熟考して本当に欲しいモノを手にしてほしい。
気に入っているものを大切に使えばそれでいいと思うよ。
以上でーす。