天気のいい日はVAPE!

Vapeを軸として日常を綴ります。

ベルセルクここに極まれり【Berserker RTA V2】

彼は電飾の眩しい世界へと迷い込んでいた。


現実味はないが夢にしてはリアル。


先ほどくぐってきたトンネルの入り口に、電子空間という朽ちた看板が吊るされていたことに、今更ながらに気が付いた。


どうやらここに訪れたのは、初めてではないという記憶が微かによぎる。


引き寄せられるように、とある看板を右手の人差し指で素早く2回ノックする。


『コンコン』というよりは『カチカチ』といった音が響いた。


「はっ!」ここで目が覚めた。


薄暗いトンネル内でムクリと体を起こした彼は、冷たい感触の小さな物体を握りしめていた。






・・・今回はフレーバーキッチンさんでボチり。
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《まとめ》

精度の良い作り込み。

ガラスパーツが小さく、割るリスクが少なくなった。

更にウルテムタンクが付属、トップフィルがしやすく滲みにくい機構により、ユーザーへの優しさも伺える。

トップパーツとデッキを本体から外す際に、思わぬ箇所が外れてしまうことがある。
そこは慣れが必要となる。



今では珍しい24㎜のMTLのRTAは、歴代のデザインを踏襲。
使いやすくなったお手頃なコイツは手に入れるべきと言わざるを得ない。

結果好みでなかったとて、それほど痛手にならないのではないだろうか。

流行りの22㎜がリリースされることを期待して待つのも一手か。
(もし22㎜が出たとしても、PXに似てる気がするので22㎜はお勧めしないのは内緒。)





《初見》

ベルセルクという単語が紆余曲折あって、英語読みでバーサーカーとなったんだそうな。


個人的にはこういう言語によって読み方が異なるという無駄知識が凄く好きなの。
別に詳しくはないんだけども。


例えば
ジョージ、ゲオルグ、ジョルジョ、ホルヘだったり。


ピーター、ペーター、ピエトロ、ピエールだったり。


そういやシューマッハもピットガレージではマイケルと呼ばれていたっけ。


あだ名もベッキーレベッカだし、ボブはロバートだったり。


文化の違いといったら大袈裟だけど、全く違うと思っていたものが実は同じだった、なーんてことあるよね。


バーサーカーシリーズは、もう全6作品目かな。
日本語だと狂戦士と度々訳される。
自らに野獣を降臨させ、忘我戦士として敵味方構わず攻撃するため、布陣ではやや離れた場所に配置されるとの事なので、正に狂戦士。
ja.wikipedia.org




そんな名前に似つかわしくない繊細なアトマイザーシリーズ。
ワイルド、豪快とは無縁な少ないミストをしっかり集めて、しっかり味を出すシリーズ。

V1.5 RTA 24㎜を持っているので、比較してみるとこんな感じ。

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左が1.5メタルタンクで運用中  右が2ガンメタル 


V1.5はデッキを外す際にAFCリングが上手く噛み合わず、回すとリングだけが外れてしまうということがあった。
ユルく閉めておくのだが、何かの拍子に固く閉まって開けられない時は、目打ちを突っ込んで開けるようなことをしていた。

更にV1.5において、リキッドチャージ時に閉めた縁にリキッドが滲み、毎回拭く手間があった。

これらが改善されていれば良いのだが。

シェイプは過去作を踏襲した砲弾型。

ヒートシンクドリチも付属。
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ウルテムタンク換装時。
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《構造》

大きく5分割。
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トップパーツは45度ほど回すことで開閉できる。恐らく素早く閉じることで、リキッドをエアフローから押し出すことを最小限にするのだろう。
トコロテン現象減少機構。←ダジャレおもしろーい。


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フィルポートはゴム弁があり、垂れや滲みの対策がされている。



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チャンバー裏は前作と同じくこんな形状。



デッキはコイルの足をそろえて差し込む簡単スタイル。
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エアの吹き出し口の大きさをパーツで変える。
デフォルトは1.4㎜が組まれている。
0.8-1.0-D1.0-1.4-1.6-2.0の6種類。
付けなかったら7種類?
0.8が期待通りの重さ。



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0.8㎜に換装し、付属のコイルを組んでみた。


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コットンは下まで届くように長めにカットしてみた。


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コットンホールに詰める。


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取りあえず完成。





《使用感》


ビルドは予想通り簡単。


さて、吸ってみる。

うん、前作と同じく濃縮されたミストで、リキッドの味を思う存分堪能できる。
味の輪郭とか鼻に抜けるとか、そういうの良くわからないけど、『濃い』だけはハッキリしている。
前作と同じくね。


肝心なのはドロー。0.8㎜は相当重い。まさにバーサーカーに期待するものそのもの。
私は1.4が好みだった。
イメージとしては苦しいDLといった感じ。


味が変わらず美味しくて、使いやすくなっているなら極めて順当進化していると表現していいだろう。


フィル時とデッキを外す場合、画像のようにお互いに逆に回して外すのため、どちらが回っているのかわかりにくい。
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狙いとは別側が外れてしまうこと5回。

デッキを外す際にトップパーツが外れてしまうことはあっても、トップパーツを外そうとしてデッキが外れることはなかった。
そして仮にトップパーツが外れてしまったとしても、大した被害はなく、外れたままデッキを外しに掛かることが出来る。
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慣れてしまえばストレスに感じることはないだろう。



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付属のロングドリチ。こんな長いの使うのだろうか。



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このバーサーカーで一番やりたかったことは、メカチューブに乗せて運用すること。
しかもショートドリチで。
うんうん似合ってる。
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以上でーす。


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