天気のいい日はVAPE!

Vapeを軸として日常を綴ります。

全部入りの実力やいかに

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OXVA ORIGIN-X  Full Kit

Twitter上で最近RBA可能なポッド探してるってつぶやいたら、「お前、これ面白そうだから記事にしてみろよ!できんのかよ?あーーーん!?」と、脅されたので購入しました。
当然セリフは多少脚色してますよ。多少ね。


冒頭でなんですが、当記事1万文字を超えてしまいました。

小学校の時に400字の原稿用紙埋めるの必死だったのに、今や2分もあれば埋まってしまう。

自分なりには大作なんですけど、短い記事でさえ誤変換や挿入写真間違いなどチェックがガバガバなので、もし見つけたら見なかったことにしてください。





今回のOrigin-X FUII kitは6点の特徴を備える。

1) バッテリー別体式
2)AIO式PodMod
3)RDTA式カートリッジシステム
4)510コンタクト変換によるテクニカルMod
5)RBAのコイルユニットも別売り販売
6)これらの拡張性を備え、簡素なチップながらスリムな筺体




Podを他にも探していたら何件か教えていただいたので、そのうちの1件目ということで。
他、教えてもらったRBA可能なPodも悩み中。


は?そんなもんいくらでも色んなレビュアーさんが記事にしてるって?
そうなんだけど、別に人の役に立とうなんて思ってなくて、作りたいから記事を作ってるだけなのさ。
面白おかしくご覧いただければ本望さね。


面白いかどうかはアナタ次第。
もしもつまらないと感じたとしてもワタシのせいではない!



えーまずは私から日本語訳がない説明書を、ザックリと訳してみますので、ありがたくお聞きください。

俺的翻訳

〈内容物〉
OXVA Origin X本体
Podカートリッジ(コイルユニット0.2Ω)
コイルユニット0.5Ω
コイルユニット1.0Ω
エアフローリング
USB Type-Cケーブル
ワランティカード
アテンションカード
※実際にはフルセットなので、RDTAアッセンブリとプリメイドコイル×2、コットン、510コンタクトのアダプタも同梱。

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〈スペック〉
サイズ:縦102・9㎜ 幅25㎜ 横34.5㎜
重量:バッテリーなし本体のみ100g
出力:5~60w 3.3~4.2V
使用可能バッテリー:18650
充電:~2A/5V
使用可能抵抗値:0.15Ω~2.0Ω
※記載なしですが、タンク容量は3㎖とのこと。


〈リキッドチャージ〉
チャージホールはラバーのシールで塞がっているから、そこからチャージせよ。
新しいコイルを使うときは初回リキッドチャージから8分後、ファイヤーボタンをパフせよ。

コイルユニットの種類は画像でどぞ。
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〈操作〉
2秒以内にファイヤーボタンを5クリックで電源ON。
ファイヤーボタンを押すとべイプできるぜ。
8秒以上安全上は押し続けられない仕様。
パフカウントのリセットはファイヤーボタンとアジャストボタン3秒同時押し。
出力可変はアジャストボタンを押して任意の出力にしなよ。但しボタンは一つだから60wまで上がり切ったら、サーキット状に5wになるぜ。
インテリジェントマッチシステムで新規のコイルの抵抗値に合わせた出力を選択してやるよ。
電源Offは2秒以内にファイヤーボタンを5クリック。
2秒以内にファイヤーボタンを3クリックでオールロック&解除。


〈注意〉
どのデヴァイスでも一緒なので飛ばしまーす。


〈液晶画面に迅速に表示される〉
NO ATOMIZER:Podがインストールされてない。
SHORT:ショートしてる。
TEMP TOO HOT:温度が上がりすぎ。
BATTERY LOW:バッテリー容量が3.3V を下回った。
TIME OUT:ベイピング中、8秒以上ファイヤーボタンを押した。
PUFF CLEAR:パフカウントリセット。
LOCKED/UNLOCKED:ロック/アンロック。
NEW COIL:新しいPodがインストールされた(アジャストボタンで迅速に消せる)。


〈抑えるべきポイント〉
新規コイルをインストール時はリキッドチャージ後すぐにファイヤーボタンを押すな。
長期放置時はリキッドが残った状態にするな。
リキッドがある状態でファイヤーボタンを押す事。
バッテリーはSONY VTC6推奨。充電中に使わない。


だそうです。
俺じゃなくオフィシャル説明書の文だからね。


一応記載するとカラーとパターンは全4種。
ネット上で他人の写真を、メーカーのだろうがなんだろうが、勝手に使うの好きじゃないから調べてくだせぃ<(_ _)>
コイルの画像は付属品のカードを撮ったもの。




各パーツとビルド

各パーツやビルドなどは画像とキャプションをメインにて。


〈アトマイザー〉

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コイルこんな感じ これにエアフローリングを付けるのお忘れなく
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AIOタイプでタンクは再利用スタイル

マグネット式で本体との接合は、振っても落ちることはまずないくらいしっかりと合体される。


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右側の台座はのようなものがAFCも担う 捨てないように
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1.0Ω 0.5Ω 0.2Ω
<>
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コイル側に切り欠きがあるので、Pod側と合わせること 合わせないと奥まで入らず、本体に装着できない
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リキッドを片側に寄せておけば、コイルユニットのみ交換可能
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RDTAキット タンク容量は3㎖ デッキはポストレスでデュアル可能


わたくしすっかりRDTAユニットをバラすの忘れてました。
中央のスクリューが外れそうだから、確実に外れると思うんだけど・・・。
申し訳ないが、この記事ではバラせそうにないので、ご勘弁くだせぇ。


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運用方法
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0.49Ω 26g

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不安定な場所でのビルドを要求される。
デッキのみに出来ないので、Mod上でやるしかない。


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こんな感じにできました




〈Mod〉

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背は高いがスリムなので、割とコンパクトに持てる
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バッテリーの出し入れはパネル式 マグネットで止まるタイプ ガタつきはなくもないが不快なほどでもない
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液晶は文字が小さいが画面自体が小さいのでしかたあるまい 

右の写真はアジャストボタンなるものだが、ようは出力の選択ボタン。
+-がないので、60wまで行ったら5wに戻る。
狙いの出力を通り越したら、また次の周回へ。



インテリジェントマッチシステム。

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なんか電源ONでも聞かれる どういうタイミングか不明

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残量確認とAFC確認窓?ぜんぜん見えん。



使用感

〈アトマイザー〉


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RDTAでのゴリゴリのMTL運用は諦めた方がいい。
実際径としては21.5㎜なのだが、2コアくらいのクラプトンをデュアルで運用して、それなりに抵抗値下げた方が美味しい。
エアをあまり絞れないので、ミスト多めのセッティングがお勧め。

コットンホールがとても小さく、デュアルでは内径2.5㎜でもコットンがキツキツ。
コットンホールの設計が間違っている。
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斜めにカットしてやる必要がある。
それとコットンをかなり長く見積もってやる必要がある。
更にしっかり奥まで入れてあげないと、ジワ漏れが盛大に起きる。

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底につかなくてもいいと思う 傾ければ吸収してくれる


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全開はもう全開、全閉でもエアが漏れてくる。頑張ればMTL出来るかな?程度に軽い。
因みにアトマイザーのAFCはトップパーツが取れず、ハメ殺し。


全開だといいフレーバーの出方なんだがエアをもう少し絞りたい。
あ、鋭い方は気付いたかもね。
エア絞るとコイル位置からずれてしまうの。
絞る前提でコイル位置を調整しないといけないという、コイル位置もウィッキングも手練の人向けだね。


そしてどうやらドリチが810のようなので、社外パーツを運用して510へ変換。
絞りの効いたドリチならエア2つ開けで何とか0.5くらいでも運用できる。

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カワイイ見た目になった(笑)


Podはいい味出てる。まあクリアロっぽいと言えばクリアロっぽい。
0.2はメインフレーバーが濃く出ているが、繊細な味わいとは言えない。
0.5、1.0と抵抗値が上がってくると、メインフレーバーが抑えられて、隠し味がよく感じられるようになる。
1.0だとMTLもギリ可能。ガチガチの絞りではないが。


Podのコイルユニット底面のエア取り込み口から、吹き戻しによる漏れが1,2滴。
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2日間使ってのこの程度だから些細なことか。たまに拭けば問題なし。


個人的には0.5がそれなりにバランスが取れたフレーバーで、メッシュっぽさもあってよかった。
立ち上がりも爆速。

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マウスピースの形状だけ何とかならんかね。
もう少しくびれさせても良いんじゃない?

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23㎜ 24.5㎜

23㎜が限界かな。スペック上では25㎜の本体幅だが、これはボディの真ん中あたりの寸法で、コンタクト付近は少し絞られた形状。





〈Mod〉

液晶に注目。
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説明書では3.3~4.2Vとあるが、どれだけ出力を上げても3.9Vで頭打ち。
逆に1.7Vでも通電できる。
0.48Ωで57Wかけたら5.23Vくらいはかかるよね。

つまりこれ、表示では57Wとなっているが、3.9V相当のW(A)しか出てない。

新規コイルでは3.8V付近でアジャストしてくれるのだが、まんがいち任意で抵抗値にそぐわない高い出力を選んでしまったとしても、3.9Vを天井としてくれるから、安全上では良いと言える。
入門者へのやさしさが伺える。


この小さなボタンにも寄与していそうだが。

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小さく軽くクリックできるボタンが、意図せず押されて大きな電力を要求しないように、という配慮だという解釈に至る。

Podで0.5Ωを使って60Wかけたが、快適に美味しく吸え、30Wと何ら変わりないパワーの出方。

一方3.9V以上かけたくてもかけられない。

この機体にModとしてどれほど求めるかにもよるがね。
多機能なModを欲しければ、PodModを選ぶべきじゃない。
この機種はもっと気軽に使うべきもの。
だからこれでいいと思う。というかこうあるべきと思う。


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コチラのカラーは唯一スタビ風のプリントだが、本物を転写していると思われる。
ま、触り心地としてはツヤツヤの樹脂。
メタリックグリーンは色としてはコーディネート出来ているが質感としては…うーん仕方ないのではないか。
携帯写真では伝わらないか。




3パターンを並べてみて大きさ比較。

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Pod オリジナルRDTA 社外RDA

右の社外RDAよりも、真ん中のオリジナルのRDTAの方が背が高くなってしまっている。
が、真ん中のオリジナルRDTAは3mlの大きなタンクが下に埋まっているので、むしろコンパクトと捉えられる。



結構背が高いが、めちゃくちゃスリム。
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持ち運びはむしろ右二つより勝る。






まとめ

どんな方向性にも拡張できる良い機材と認めざるを得ない。
そしてどの方向性もそれなりに優秀というのが素晴らしい。


唯一にして最大の欠点が『器用貧乏』という点。
Podとしてはやや大きい。
RBAコイルは試してないが、RDTAとしての味は及第点程度。
テクニカルModとしては機能不足。


オイラがもしメーカーとしてターゲットにするとしたら、Podから入門した人の2台目の踏み台として提案する。
ビルドも始められるし、好きなアトマイザーを選ぶこともできる。
バッテリー任意で選べる。
機材を一気に揃えなくても徐々に揃えていける。この機種はバッテリー無しでは動かないが、1台目があるのなら時間をかけて選ぶことが出来る。
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もしくはPod大好きベテラン勢。言うまでもなく新しいオモチャとして。
これはどういうことかというと、入門者が使わなくなってしまって、ベテランになった時改めて引っ張り出して楽しむという二段階。



向いてなさそうな人。
入門者の1台目。選ぶにはやや大きく、バッテリーも購入せにゃならんという意味でハードルやや高め。
やっと買う機材を決めたのに、バッテリー選びもせにゃならんのはダリィっしょ。

Vape楽しくて仕方ない人。「俺はこういうスタイルだから、それ以外興味ない」という時期に入っているかもしれない。←みんなこういう時期あるでしょ?
そういう人だと、このハンパな機種では、機能として物足りないと思う。




にしてもだ、入門者もベテランにしても、暫くは遊べると思うよ。
RDTAはファーストインプレッションなので、今後詰めていくとかなり味の出方は化ける可能性を秘めている。

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Ka28 内径2.5 0.41Ω。 少し高めにコイル位置をセット。
こんな感じにすればかなり良くなったよ。


ちょっとぉー。色々遊べて楽しいんですけどぉー♫




以上でーす。



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