小さけりゃいいってわけでもない【TA KIT】
古い機種なんだけんども、上記記事や他の記事でも何度か登場して、過去記事をカテゴリー分けしている際に、単体で記事にしていないことに気付いたので、一応起こしておこうと思いタイピングしてるダワヨ。
TA KITは2年ほど前に手に入れた気がする。
当時LUXEMが大フィーバーとなり、先駆けのクトゥルフTUBEに食って掛かっていた。
18350セミメカブーム。
おそらくPodに慣れていない勢が、コンパクトに使えるモノとしての逃げ道だったのだろう。
ひっそりとリリースされていたコイツを買ってみた。
〈取り急ぎのまとめ〉
それはそれは軽くて小さくて開封時感心したもんさ。
今じゃ全く使ってないが、久しぶりに引っ張り出すとやはり今でも軽さとコンパクトさに驚く。
このドラム缶フォルムに惚れたらアリ。
単に350使ってみたいってんなら、他をあたった方がいい。
〈開封&観察〉
なんと!RDAが付いてくる。それとチェーンとそれを付けられるステップリング。
アトマイザーはワスプナノのパクリ。
デッキも樹脂キャップもそれっぽいし、味の出方もそんな感じ。
初めてのビルドならばいいのかもしれないが、他を知ってしまうと満足はできないレベル。
アトマイザーはあまりここでは詳しくやらないで終了する。
デッキが汚くて御免あそばせダワヨ。
取り敢えず工具なしでほぼ全バラしができた。
スレッドが汚くてアッチョンブリケ!
底面のバッテリーキャップと基板の入ったトップパーツを外すとただの筒。
筒はどっち側でも付くが、マイナスがアトマイザー側だからバッテリーは間違えないように。
バッテリーキャップはバッテリーの長さの個体差を六角ネジで調整できる。
コチラがコンタクト側のバネ板。
沈んだバネ板はいちいちクパァ~しなけりゃならんのよ。
使用するバッテリーは18350。
直径22㎜ 高さ48㎜ 重量45g
使用バッテリーが18350だからバッテリーより直径で4㎜、高さで13㎜だけ大きい器ということとなる。
驚異的に小さいのは言うまでもない。
基板の大雑把な機能として以下の記載はあるもののそれ以上わからない。
・入力電圧:3.3〜4.2V
・最大出力:30W
・使用可能抵抗値:0.5〜3.0Ω
以上の条件から外れると恐らくカットオフするのだと思う。
「ショートはつまり超低抵抗だぜ」ってことで、上記範囲外だから使えないという解釈に至った。
予想だろって?「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか。書いてないんだから。」と、えなりさんが言っているかも。
〈使用感とまとめの補足〉
・ポジティブ
本当にコンパクトで最低限の機能しか装備していない。
フルメカに入門するためのステップにはなる。
RDAも付いているので(付いていないバージョンもある)ついでにビルド入門もできる。
・ネガティブ
コンタクトがアトマイザー毎に調整するのは面倒くさい。
小さいがために持ちにくい。
RDAが微妙。
これで最低限の安全装置のみ搭載とはいえ、Modとして成り立っていることが不思議。
その秘訣は↓の基板。セミメカ全般がそうであるが、小さな基板が筐体をより小さく出来る。
メカニカルスイッチではないので、大きさや通電性をある程度オミットできる。
リングとチェーンを装着してみた。
リングは便利そうだが、これはコンタクト調整を兼ねていて、コンタクト部が長いアトマイザーはコイツを噛ませることで、板バネの吸収量をフォローできる。
それとこのチェーンよ。本当に使うの?
ハッキリ言ってアタイのセンスからするとダサいダワヨ。
小さいがための不便さがあるのだと、この機種で勉強できるのだ。
というのもコヤツ握っているとスルリと落としそうになる。
リング付きリング?を噛ませると、指を引っ掻けて不安感はなくなる。
電源On/Offがないため、バッテリーはいちいち抜かなければならない。
RDAだとコンパクト。
350Mod運用なら一番多いパターン。
吸いたいときに吸えるという一番いいスタイル。
しかし電源無いからバッテリーを抜いておかないといけないという矛盾。
ポップにキメるならこんな感じ。ルックス重視。
以上でーす。