この期に及んで1ヶ月間Podを使ってみた
遅ればせながらワタクシ、1カ月ほど前から本格的にPod(Mod?)に手を出し始めました。
食わず嫌いは良くないね。
私チョット考えてみたの。
もし新垣結衣の背中に怒り狂った般若の彫り物があったらって。
なんかそそられるものがある。
ファンの方ごめんなさい。オレモスキナンダ
なんだこの関係ない話は。
最初に手を出したPod系はNord Pod。
その前にFOG1もあるがどうなんだろう。
一応システムを見てみるとPodと何も変わりないが、見た目が筒なのでPodっぽくない。
clear-rainy.hatenablog.com
この2つはどちらも使っていなかった。
最近購入した2機種を1ヶ月間常に使って運用してみた。
clear-rainy.hatenablog.com
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メッシュは偉大!過去の単線爆煙クリアロの味わいとは別物。
何となく避けてきたPodは、使ってみるとなかなかよかった。というのが正直な感想。
〈フレーバー〉
ま、ぶっちゃけここが唯一満足いかなかった点。
先述でもある通りメッシュコイルは美味しいのだが、ガツンと感がない。
柔らかく濃いミストは届くのだが、パンチ力が弱い。
俺にとってはお上品なのかもしれない。
外出中のコンパクトなサイズという本体の利点が大きいため、フレーバーをほんの少し犠牲にしても許容できる。
それくらいの些細な味わいの不満さではあるのだが、いつものビルドで組んだRDAで同じリキッドを試すと、ハッキリ言ってRDAの方がパンチ力があるね。
たぶんミストの粗さだったりするのかも。
ミストの荒さというのは大小スピットバックも含まれると考える。
スピットバックは最初は不快感があったが、今となっては気にもならない。
もしかするとスピットバックでもリキッドを味わっていたのかもしれない。
同じリキッドでもフレーバーの出方が違うという結論だが、まだ自分のビルドしたRDAのほうに歩がある。
〈携帯性〉
例えばdotAIO。
大きさとしてはiStick PicoのMod単体より少し大きい。
小さめのRDAを乗せれば、全体の体積としてはどっこいか、dotが少し大きいほどだ。
なのに携帯性で考えると明らかにdotAIOの方に軍配が上がる。
筐体自体が1つの塊として完成してしまっているからに他ならない。
パッケージングされている安心感はとてもいいものだった。
オープンホイールのフォーミュラーカーはサーキットというお家で使用する分にはある程度安全に走らせられるが、市街地という外出状態になると途端に破綻する。
GTカーの様にボディというパッケージを纏っていれば安心して走らせられるが、フォーミュラーカーはそれが入るコンテナに入れてトラックで移動する。
どーですか!納得でしょ。へ?全然意味が分からない?
はい。自分でもよくわかりません。
つまりiStick Picoはそれそのものの単体としてはコンパクトではあるものの、アトマイザーというデバイスを乗せる宿命から逃れられない。
自らを完結できず、最終形態をアトマイザーに依存しなければならない。
いくらコンパクトなRDAを搭載しても、全体の歪(いびつ)さを解決できない。
持ってないものを評価するのは好きではないが、一応考察してみるとステルスMod。
ある程度高さが出るRTAを意識して3~4㎝程度切り欠いた形状で、RTAの高さがピタリとリンクした際に1つの箱形として完成する優れた発想。
いくらModとトップキャップの高さをツライチにしたところで、これもまた歪であり完全な塊にはなりきれない。
ステルスModというのはその様が良いのだ。
本当にアトマイザーをステルスするように箱の中に埋めてしまっては、自慢のRTAの見た目が死んでしまう。
アトマイザーを埋めてしまうのであれば、Podという解決方法で良いのだ。
Pod系は筐体がパネルなどで一塊になっているからこそ、安心してバッグやポケットにブチ込める。
出し入れでトップキャップが外れないか心配する必要がない。
作り手としても筐体とアトマイザーとの相性をある程度無視してデザインできるから、自由なフォルムが生まれたりする。
素材もアトマイザーの金属感に合わせる呪縛から逃れられるので、樹脂を軸に使用して軽量にカラフルにもできる。
〈ランニングコスト〉
そもそもVape大好きな人はランニングコスト考えちゃいかん。
だからランニングコストをVape大好きなオイラに聞かれても困る(誰も聞いてねーよ)。
RBAと比べればそれはRBAの方がランニングコストのパフォーマンスは比べ物にならないが、メイン0.5~1.0Ωくらいのコイルユニットならば、ひと月3つないし4つ程度消費するかな。
平均的に大体コイルユニット一つ300円程度。
ま、仮に高く見積もって500円だったとして月に4つで2000円。
どうってことないな。
余談だけどRBAは初期投資が結構かかるよ。
不要不急でもないのに余計なコイルやコットン買ってみたりしてしまうよ。
そして色んなデッキにチャレンジしてみたくなるよ。
〈まとめ〉
Pod系もまたアタクシのVAPEのワードローブに入ったというだけ。
すんなり受け入れられはしたが、ソレはソレ コレはコレ。
サイドエアフローの爆煙、ボトムエアフローのガチガチMTLなどと同じように、同じ評価軸にあらず。
別物と考えるから別の使い方をする。
その一手を担ってくれればそれでいいし、本当に今更ながらその一手を手に入れた。
それだけのことだった。
遅くなったが手に入れられてよかった。
以上でーす。