アヒルというよりプロビデンスの目【Fuji DUCK】
米札のピラミッドの頂点には三角の中に目が描かれている。
現在の千円札に描かれている野口英世の裏側には逆さ富士があり、光に透かすと野口英世の片目が富士山頂にピタリとハマる。
これらはイルミナティやフリーメイソンなどの陰謀論が唱えられ、様々な憶測をよんでいる。
そしてVape界でもついにそれが起こったのです。
Vaporに長く愛されているドリップチップメーカー『GRAM』。
その商品の中にMt.Fujiというモデルがあり、正に富士山の形なのだが、そのFujiのシリーズであひる口状の吸い口をしたFuji DUCK。
上から見ると目の形をしているのだ。
富士山と目の形をドリップチップに、パッと見ではわからない隠くれプロビデンスの目にしてくるとは…。
冗談はこれくらいといたしまして、今回入手したFuji DUCKというドリップチップの観察をしてみる。
使用してみた感想を先に報告。
咥え心地が最高。こんなにいいのはなかなかないと思う。
当たり前だけどラグビーボール型が口当たりを良くしている。
失礼ながらドリップチップで劇的な味の変化を感じたことはないので(少しは感じるよ?)、そこに期待をしていないし変化もあまり感じない。
当然かなり内径が変われば流石に合う合わないという、フレーバーとの相性も出てくるとは思うのだが。
アタイのドリチ選びのポイントはデザインと咥え心地の2点に重点を置いていて、そこでいえば100点でーす。
ただし、ちょっと他のドリチに比べフィッティングが緩い気がするというのが気がかり。
口先は楕円というかレモン型というか真円ではないが、ベース側は綺麗な円となっている。
100円のノギスでの計測だが、ベースは約14㎜。
絞りのない筒状の内径は約4.6㎜。
公式では5㎜径とあったので、トーシローの測り方が甘いという解釈に至る。
510としては平均的な内径かな。
MTLアダプター(内径2.5㎜)はFuji DUCKには非対応とのことなので装着不可。
オイラの勝手な意見としては、ドリップチップの内径は味の出方は多少変わるものの、ドローに合わせる必要性はあまり感じない。
1㎜とかの内径ならドローもかなり変わるとは思うが、5㎜が4㎜内径になってもドローを調節はできないと思うんだよね。
なに?その情報。いらないよ。
余計な意見でした。
比べてみると同じメーカーのドリップチップと差し込む場所の長さが異なる。
ノギスの下側で計ってみたところ、KUBIREは5㎜でFuji DUCKは4㎜。
分かりやすくRTAでドリチ受けの深さを測ってみると、どうやら5㎜少しある感じ。
確かに手持ちのドリチも5㎜が一般的だが、規格が決まっているわけでもないから、アトマイザーによって4㎜の方がいいものも散見される。
つまり長さにおいては一長一短ということだ。
この角度も少しアヒルっぽく見えるのはワタクシだけではないはずだ!
口元側もアトマイザー側も広がりのテーパーは控えめだが、確実に広がりは持たせてあるのが確認できる。
パッキンは標準装備のシリコンラバーとゴムパッキンが黒と赤で各2個付属。
色の着せ替えと多少のフィッティングの違いが出てくるのではないだろうか。
dotAIO
BSKR V2 MTL RTA
Bishop MTL RTA
LETO MTL RTA
Bishopはベースがはみ出てしまう。
LETOとBSKRはバッチリ。
1つ気になることがある。
GRAMのドリチはこれで2つ目なので、そんなに多くを試していないのだが、Fuji DUCKはアトマイザーとの接続が若干緩い。
偶然かしら。
緩さは少し太いゴムパッキンで代用できるだろうか。まだ試してはいない。
特にdotAIOはもともと標準ドリチでもちょっと緩かったので、余計スポッと取れてしまいそう。
それともDUCKの場合吸い口の角度が大切だから、持つ手よって口元で角度を変えやすいように、ワザと緩く作っているのかしらね。
そこいら辺の意図は私にはわからないわね。
信じるか信じないかはアナタ次第です!
以上でーす。
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