BP MODS×DOVPOという最近元気のあるブランドが手を組んでリリースされた商品。
実際にはDOVPO製造でBP MODS企画の商品なのかと。
今回はこちらで購入。
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オームメーターへの雑感
オームメーターが必要かどうか。
答えは単純。
オームメーターと同等な精度で抵抗値を測るツールがあるのであれば要らない。
『同等』とはどこまで?
うーん知らない。
大体本当の抵抗値や本当のバッテリースペックなんて誰にも分らないのだから、計器の画面に表示されている数字や公表の表記の数字をあてにする他ない。
自身が思う正確と思われる機材を使うことで、それぞれが精神安定を保てばそれでいい。
かくして私は人生初のオームメーターを手に入れたのだ。
ではこれまではというと、Modで行っていたのだ。
多少の誤差はあるとは思うが、そもそもそんなにギリギリを責めることがないので、割とアバウトで大丈夫。
一応0.3Ω以下あるいはメカでの使用では2~3台で確認はするけどね。
これまでの殆ど(全てではない)のオームメーターへの不満点
さて、そんなオームメーターなんだけど、今までは結構ちゃちぃモノが多かったのダワサ。
Coil Master 521 mini Tab V2 正規品 電子タバコ専用オームメーター 多機能オムニテスター
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
それは何でかってーと、消費者がΩメーターなんぞにお金をかけたくないと思っている。
もしくはそういう消費者が多いというメーカー側の思い込み。
ファイヤー機能が付いている殆どがバイパスモードだから任意パワーからの加熱ができない。
開封
まずさ、ネーミングがイカすよね。
商品名が『布団』て地味でダサい。
それが良さでもあるような気さえしてくる。
BP MODSというと、ヒルトとかパイオニアとか独特なセンスのデザインが特徴の、割と派手な印象のメーカー。
気にはなるがまだ手に入れたことはなかった。
それにしても箱の大きさもデザインも派手だね。
大人の派手さ。
そして今回の商品名は地味。
付属品は説明書と充電に使うコードと滑り止め予備。
観察
結構ずっしり重い。バッテリー無しで百円ショップのスケールで約105g。
軽いとビルドしている際に不安定だもんね。
ビルドしにくいΩメーターなんぞ要らんよ。
色んなサイト見たけど「コンパクトで持ち運びに便利」ってあったけど、どこに持ち運ぶの?
以下公称。
・サイズ 55×80×24mm
・素材 アルミニウム合金
・充電 type C-USB
・使用バッテリー 18650
だとさ。
バッテリー装着は裏面のパネルを外す。
バッテリーが収まる場所以外に小物入れ的なポケットがある。
ON/OFF兼パフスイッチは側面に、大きさもやや控えめに配置。
パワーを上下させるスイッチとモード切替スイッチ
良い意味で超アナログ感。
アトマイザーマウントは樹脂のリングがあり、金属同士の干渉を和らげる心遣いと思われる。
さっそく傷つけてしまったが、まあ使えば傷つくよね。
機能
以下公称。
VV・VW・Ωの3モード
0.8V~8V(Max 50W)
3W~50W
0.01Ω~9.99Ω
エラー表示:VorWが明滅
×3:Check Atomizer
×5:Short Circuit
×8:Overtime(20sec)
×10:Low Battery
だそうです。
側面のスイッチを5回連続押しでON。
モード切替スイッチは火入れ以外は常に一番下の抵抗値測定モードにすること。
ではそこらに転がっていた、適当に組んであるアトマイザーを測ってみる。
見えにくいが0.20Ω。
丸形のデジタルウィンドウがしっかりと測定値を表示。
輝度はやや弱めだが、読めるからいいよ。
数字の上がバッテリーインジケータ。
下はモード表示。
VVモードが嬉しい。
熱入れは3Vからじっくりやるのがオレ流。
リアルタイムで計測しているか試しに少しポジとネガのポストにキャップをあてがってみた。
見事測定値がブレた。
ちょっとウィックを通してみる。
別に、これを使うとビルドが上手くなるわけではないが、いつもビルドベースでビルドしていたから、ウィッキングのたびにビルドベースに移す必要はなくなった。
ちなみにこのことは、どこのオームメーターを使っても一緒だけど。
やってみちゃう?
コイツで吸っちゃう?
ヤバッ!ウマッ!
なわけなか。吸えるに決まってるでしょ(;一_一)
機能として(機能以外にはないが)あったらいいなが1点。
アンペアを表示してくれると安心かな。
計算すれば、もしくは事前に計算しておけばいいんだけど、自分のビルドでどれほどのアンペアを要求するのかというのを、計算上で液晶に算出してくれてもいいのではないか?
贅沢でもあり過度な要求なのだろうか。
まとめ
要するにオームメーターとテクニカルModを一緒にしたもの。
いままで無かったかと言えば、どこかのメーカーであったと思うよ。
だからプロダクトとして目から鱗という新鮮さはない。
デザインもモノの良さも伝わる、しっかりとしたオームメーターという好印象。
確かにオームメーターとしては高価で、持ち出すわけでもないのに無駄に凝ったデザインや質感かもしれない。
しかしながらモノとしての価値は値段相応であり、約6500円が本当にハイエンドなのか?
3000円以下のオームメーターに信頼を寄せられなかった私は、納得であり決して高くないと感じたよ。
あとはコイツがすぐに壊れないことを祈るばかり。
以上でーす。
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