VAPEの環境
※挿入画像は内容とは無関係に最近撮影したものを貼り付けただけです。
はじめに
2021年夏もそろそろお別れになり秋を迎える時期。
Vaporの皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
このブログを始めてから2年が経ちました。
なんか色々あったような無かったような。
そんなことで、今日のVapeの状況を、オイラの視点から改めて見ておこうという迷惑企画。
アメリカでのVapeの問題や、コロナ禍での企業及び消費者への打撃や、デバイスのやりつくした感のある新商品の焼き直し。
そんなこんなでなかなか目新しい機材が出てこない停滞期を迎えているように感じる。
当然新商品でも好みの物はあるけれども、目を三角にしてまで欲しいという商品は少ないのかなと。
それでも既にVapeを使うことが生活の中に入り込んでいるからリキッドの消費はされていく。
最近のマイブームがリキッド探しなのは、そういった背景があるのかもしれない。
Mod
全体的に成熟極まれり。
メカニカルModは現在ほとんどフィリピンしか意欲的に作っていないのではなかろうか。
USの場合は細々と作っていたとしても、日本への流通は殆ど見込めないのかもしれない。
U.S Modは2次流通もひと段落しているように感じる。
テクニカルModの純粋なBoxModは正に過去の焼き直し。
いまやステルスModの独壇場。
やっぱイタリアメーカーとか欲しいけど高いよねー。
イタリアなどのステルスを買えなかった層(オイラも)が量産タイプを購入している。
Podとの差別化を図りたいModは、一点突破の尖ったコンセプトがいいのではないか。
重くてもいいから金属素材の装飾にこだわったテクニカルモッドや、シンプルで簡素なデザインにチップが優秀だとか。
アトマイザー
こちらも成熟し過ぎている。
新作は『味が出ない』なんてものは殆ど存在しなく、初めての人でもデザインから選んで問題ない。
裏を返すと「おっ良さそう」と新作に手を出しても及第点付近が殆ど。
クリアロは若干見直されて高級クリアロのV-RUNSなんかも出てきてはいるが、RBAをひっくり返すには至っていない。
使い捨てのクリアロもまだ少しリリースされているようだが、一時期よりはかなり衰えが見える。
まあ良いとされている2万程度のアトマイザーか、マスプロでもてはやされているものもあり、Modよりは市場が再活性化する兆しはある。
Pod
Podはどうか?アイディアは頭打ち近くまで来ている。
大手中国企業はやはり現在もPod製作にご執心。
Podは小型化、味、コイル耐久性の三要素で各社争っている。
ここまで来てもPod一択にならない理由が、コイルの耐久性やクオリティの個体差だろう。
あとはプリメイドクラッシャーのリキッドも多いので、そういった意味でも絶大の信頼を勝ち得ていない。
いつの間にかセラミックのコイルユニットも無くなってしまったね。
超簡単に吸えるオートパフの出力調整なしと、出力が少し弄れるPodModスタイルと2極化している。
画期的なシステムなどが開発されないと、どこのでもいいと言われてしまう。
かといって画期的なシステムが開発されたら、すでにPodという枠ではないのかもね。
リキッド
当然2018年辺りのVapeムーブメント的な時期における怒涛の新作リリースは無いにしても、Vapeをただ続けるだけでもリキッドは消費するので、新しいリキッドは割と多いイメージ。
最近は国産のリキッドが増えた気がする。
マレーシアやU.Sやイギリスやフランスは勢いが止まってしまっているのか、あるいは入れる数を絞っているのか。
オイラもここ1年ほどで提供品でなくても、購入リキッドの半分以上は国産品かな。
理由は活動が精力的だから。
MTLタンク優位の勢力図がなかなか崩れなく、繊細で複雑なフレーバーが求められていて、国産メーカーがしっかり応えてくれている。
面白そうなフレーバーだとついつい触手が伸びる。
clear-rainy.hatenablog.com
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川崎辺りでは自作リキッドもチャレンジできるようだ。
余談だけど動画制作者も大変だよね。
忖度すれば企業の犬と言われ、正直にマズイと言えば(表現方法はいいとは言えないが)メーカーやそれが好きな人に敬意がないと文句を言われ。
人気者の宿命か・・・アンチも多い。
Shop
実店舗は基本的にフレンドリーで親切。
しかし大型店というのは殆どないので、入店したらほぼ100%声を掛けてくれる。
最近は特に来店型の客層も来店を控えているから、店頭自体は混雑することはないだろう。
ネット販売の発送準備とかではやや忙しくしている時間帯もあるかもしれないが、店頭のお客さんを軽視することはないと思う。
逆にマニアックなべいぱぁーしかいないというお店はないね。
池袋のマンションの一室にあるお店は一度行ってみたかったなぁ~。
ユーザーとニーズ
新しい商品をザクザク揃えるということから、今度はより自分らしくあるいは自分好みにカスタムする傾向が強い。
勿論元になるデバイスは必要になるのだが、切ったり、削ったり、磨いたり、染めたり、縫ったり、デバイス自体を作ってしまう人もいる。
趣味が合う同士で個人レベルのやり取りが増えたと思う。
個人での販売も増えたのではないか。
ドリップチップやタンクチューブなどそれぞれ独自性や痒いところに手が届くようなカスタムパーツを販売し、出来る人が出来ることをやるというフェーズに突入した。
べいぱぁーは基本的に技術や費やされた時間に価値があり対価を払うことを理解している傾向にある。
「それくら無料でやってくれよ」=「お前の作業は価値がない」と同じだと思うから。
個人の感想
これよりもより日本独自の文化が生まれていくのではないか。
例えば自分仕様のVape。
リキッドはすでに自作できる環境が一部であるように、徐々にデバイスも弄りやすい、もしくはカスタムすることが前提の商品が出てきてもおかしくない。
いや、カスタム前提ということがすでに独自性がないのか?
難しいことに挑戦できるからこそ意欲が湧く層も一定数いるのであろう。
個人の意見ではVapeが国内でとてつもなく流行って欲しいかというと否。
ショップやメーカーとしては当然流行ってほしいだろうけど、正直Vapeユーザーが増加するとしても微増、もしくは緩い右肩上がりでいい。
急速に目立つのは規制の対象になりそうだし、認知度が上がると間違った(故意だろうが偶然だろうが)使用方法も出てきそう。
かといってにわかを受け付けないのも愚か。
既存のVaporだけで市場は回らなく、先細りするだけ。
古参マウントはどんな趣味でも要らない。
何とも抽象的な表現であるけど、バランス感を大事にしていきたいと思った3年目初期でした。
以上でーす。
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