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Vapeを軸として日常を綴ります。

クセだらけのRDTA【TOKAMAK MTL RDTA】~ビルド編~

clear-rainy.hatenablog.com
こちらの続きのビルド実践編です。


早めに投稿したかったが、まあまあの確率で私の休暇とVapeショップの定休日が被ってしまって。
で、まだ行けてないんだけど、もう先走ってやってしまったよ。


デッキ構造

まずはデッキ構造を前回の復習も含めチェックしてみよう。
合計4つ穴が開いている。
キャップがされてないのはリキッドチャージホール。
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この状態がバーチカルコイルを中央に置いた状態。
真ん中の穴が、コットンにせよメッシュウィックにせよ、タンクに落とすための穴。
矢印の手前のブロックを穴あきに換装することで、タンクからの空気抜けを担っている。
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続いて横置きコイルの場合は、両サイドの穴にケーブルを入れ、真ん中はコイルの熱で溶けないように金属の穴あきパーツを入れる。
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リキッドチャージホールはキャップ裏に仕込まれたパーツがキャップ装着時に塞ぐ構造。
キャップの空回りの固定にもなっているので、ナイスアイディア。
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つまり4つの穴の1つか2つはウィックホールで、1つは空気抜き、そして1つはチャージホールということは、完全に塞ぐ穴は少なくとも0か1。
デフォルトで付いてくるキャップ3つも要らない。
スペアとして考えましょ。そうしましょ。そうしましょ。




縦置きの場合コイルの脚をキャッチする場所が上下にギャップがないとならないため、それぞれのポールは上下どちらでもキャッチできるように工夫された素晴らしい設計。
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デッキとは直接関係ないがタンクはPMMA(アクリル)とのこと。
使用するリキッドに注意。
なーぜウルテムかガラスにしなんじゃー!

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少しだけ磨きました

透明度はすりガラス程度になった。





エアフロー

エアの出口は十字型の角に位置し、斜めからコイルに当たる。
縦置きならば角度は関係ないが、横置きだと冷却効率が悪そう。
エアフローは対向2つ穴オレンジ矢印と、1つ穴青矢印しか選べない。
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因みにエアフローに合わせて斜めから効率よくエアが当たるようにコイルを斜め置きしたが、ま、ハッキリ言って真横と差がなかったので、真横でいいと思う。
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ドローのタイトさは、ライトなMTL勢向き。
窒息マニアのガチガチMTL勢にはちょっと軽いと感じるかもね。
そのためあんまり抵抗値を上げ過ぎると、エアとのバランスが悪くなるかもしれない。

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対向2つ穴  1つ穴   全閉

今回の1.1Ω付近だと一つ穴を1/3ほどに絞った感じで丁度いい。



ビルド実践

前回にも挑戦した横置きは抵抗値を上げ下げしても、まあ普通って感じ。
要するに芯食ってないとまではいかないが、深味っての?そういうのが無いの。
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んじゃメッシュを手に入れる前にセンターでバーチカルコイルをコットンウィックで挑戦。
どーかな。ぶっちゃけそんなに変わった気もせんですよ。
バーチカルコイルの専用設計ではないからかもしれんが、横置きとの差が小さい。
それと意外に吸い上げない。結構垂らしたコットンは浸っているのに…コットンの質にもよるだろうが。
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いやいや個人的にはコットンウィックはどうだっていいんだ。
メッシュウィックの体験よ。
適当に「#200」というステンレスメッシュを買ってみた。理由は特にない。
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タンク底からコイル上1~2㎜と想定して高さを測り、これを幅として切り出す算段。
大体20㎜程度。
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センターホールの内径は2.5㎜のジグではガバガバ。3.0㎜では入らん。
2.8㎜~2.9㎜程度か?
そう考えると2.5㎜内径だと穴に対してメッシュウィックもガバガバなんではないか?

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切り出してほつれを出来るだけトリミングした。長さは直感的なので参考にするべからず。
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ライターなかったからコンロで炙り倒した。
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で取り敢えず3㎜内径28gカンタルワイヤーでコイルを組んで、メッシュをクルクルしては広げて再びクルクルを何度か繰り返し、何とか通った。
どんなに優しくやっても、オイラの作った美しいスペースドコイルが崩れるんですけど。
メッシュが細すぎてコイルに触れていないので失敗作。
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そしてホットスポット除去のなんと難しいことか。
慣れないオイラにとっては永遠とも思える時間をコイルと格闘。
途中休憩したら、デッキがアッツアツになっていたよ。



今回勉強になったのは、ジェネシスビルドに関わらず、綺麗にビルドされたデッキは正しく均等に力が加わっており、安定したフレーバーを構築できるということ。
裏を返すと乱れたビルドはその時は偶然いいかもしれないが、次回、次々回に同じビルドが出来ないという事であり、同じように乱れさせられないということは安定感もなく微細ではあるかもしれないが、同じフレーバーを再現できないということだ。
そしてどーだこの乱れたビルドは。
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タンク底面を見てみると真ん中が絶縁体となっている。
メッシュウィックが底付きしてもいいようにという配慮だろうか?
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何はともあれ形だけは出来上がったぞ。
抵抗値も取り敢えず乱れた数値を示してはいない。
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いざ実食

ファーストインプレッションとしては「むむむ!吸える!吸えるぞぉ!」という感動と不思議。
セカンドインパクトは「これがジェネシス味かぁ(未熟者のビルド)。ふーん」。
味はクリアか?それはそうなんだと思う。
表現は難しいね。
布に染み込ませたジュースをチューチュー吸うか、少し水で薄めたジュースを飲むかという感じの違いに感じたよ。なんじゃそりゃ。

ジェネシスって高抵抗向きだと思うから、低抵抗向けのリキッドは当然不向きだとは思うんだけど、数少ない私のケーススタディとしては、リキッドの甘みが出にくいのかなって感じた。
サイドエアフローではあるのだが、タバコ系やコーヒーお茶などの渋みを強調したいリキッドがいいのかな?



総括

デッキ構造はマルチスタイルで高抵抗向けのユーザーのタイプを満足させられる。
デザイン的にも構造的にもヒトクセもフタクセもある。

味としてはコットンウィックでは普通の味で、とてつもなく美味しいという程ではなかった。
ジェネシスビルドはかなり難しく感じたが、味もビルドも楽しめた。

やはりジェネシスでなければ、真価を発揮しないのかもしれない。
探求心をくすぐられる、そして挫折しても逃げ道があるアトマイザー。

それなりに美味しく味わえたので満足。
この特徴的なアトマイザーを暫く楽しんでみようと思う。

タンクはくれぐれも気をつけて。
私のは結構クラックが入ってしまった。


ジェネシスビルドに慣れてきたらまた記事にしてみようと思う。



以上でーす。



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