天気のいい日はVAPE!

Vapeを軸として日常を綴ります。

今一度自分のビルドを見つめ直す

今週のお題「下書き供養」
正に下書きしたまま細かいチェックしてない状態で出しちゃいます。
下書きのままだった理由としては、「なんか偉そうで説教臭くない?」って自分で思っていたので、テーマや文章を大きく変えようとしていたから。
それとおふざけパートを後から入れるのだが、それも出来ていない状態。
まあおふざけに関しては、ふざけたところで面白くならないので、まいっかって感じ。

あ、あと最後の文章に締まりが全くないよ。

では未完成(完成しても面白くはない)をどうぞ。


ビルドの価値観

今やPodやクリアロを含む味の出ないアトマイザーなどなかなかリリースされない。
そんな中で自らコイルとコットンを自前で用意して再構築するということに、価値が弱まってしまっているように感じる。

オイラがRBAに進む道のりで以下の3つの理由を考えビルドに手を出した。
・コイルユニットのランニングコストを抑えたい。
・コイル位置、ウィッキング、抵抗値などを調整することでミストを自ら操りたい。
・メカModを使いたい。

ま、3つ目は好みの問題なので無視するとして、今日までの段階では上の2つはいまだに揺ぎ無いのではないか。
なぜならPodの新作でさえRBAキットが販売されている。
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ミストの生成量とエアの取り込み量とデッキ形状のバランス

デッキ内部の器の大きさや最大または最小エア取り込み量に対して、適切な抵抗値(要求電力)とコイル外径で組めているか。
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1.0Ωほどの高抵抗で組んだとすると、ミスト量はデッキの大きさとは関係ないが(同じコイルの形状と数と電力であれば)、少しのミスト量で25㎜外径のデッキと22㎜外径のデッキとでは全くアトマイザー内の空間の体積が違う。
その違いは味にある程度フィードバックされる。生成されたミストが口に入るまでの道のりが大切なのだ。



ウィッキング

自分で一度にパフする時間は、爆煙でなければおよそ2.3秒。
その間生成されるミスト量=消費リキッド量となるわけだが、その1パフに消費されるリキッド量以上がコイル内部もしくはその周辺のウィックに満たされているか。もしくはその間にコイル内側へ十分以上のリキッド量を供給できるか。
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リキッド過供給になっていないか。
過供給が及ぼす影響としては、スピットバックと漏れ。
スピットバックはコイル周りに過剰にリキッドがあることで、コイルの加熱が妨げられ、ミストが跳ねてしまう現象。
漏れはタンクなどでデッキ内のエアホール周りがリキッドまみれになりエアホールから漏れ出す現象。
どちらにしてもコットン量が少ないというビルド不備による影響が多い。

一方でコットン量が過多の場合、リキッド供給しずらく、コイルの加熱でコットンが焦げてしまったりするため、『適正量』というのをデッキごとに個人で見出さなければならない。




コイルの設置場所は適正であるか

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コイル設置後でも位置調整が必要となる。
アトマイザーは人間の口で上からエアを吸いこむため、空気は高きへ流れる。


定石としてサイドエアフローでエアホールより低い位置にコイルを設置すると、十分に空気が加熱コイルに当たらず冷却しにくくなる。
上から吸い込まれるためエアホールからやや上方に設置するとエアが沢山当たり、ミスト生成量が増加すると考えられる。
サイドエアフローは特にエアを取り込む開口部が広い傾向にあるため、全てのエアを効率よく当てる方法を探らなくてはならない。


ボトムエアフローの定石はとにかくコイルをエアホールに近づけるよう設置する。
ボトムエアフローの場合はサイドと違い基本的には外気を取り込むエアホールがとても限定的になっている。
つまり外気が取り込まれる場所の間近に設置することで、全てのエアをコイルに当てるという意図があるのだろう。

ただし厄介なことにこの定石はただの定石であり、全てのアトマイザーに必ずしも当てはまるわけではない。
なんとも人任せな話だが、ウィッキングもコイルの設置位置も自らで考えて試行錯誤して、最適解を見つける他ない。



僅か25㎜以下の中の世界観

殆どのアトマイザーは外径25㎜以下。
内部はもっと狭い。
私の使っているアトマイザーの大半は22㎜外径。

傍から見ればコイル内径0.5㎜の差がどうのとか、エアフローパーツの穴の径が0.8㎜と1.0㎜の差の話なんて、重箱の隅をつつくような話かもしれないが、確かな違いがそこに存在する。

それはつまり、靴のサイズ0.5㎝を上下することで悩むことと変わりないのではないか。
25㎝の靴のサイズの人が0.5㎝を悩んでいるのは、全体の僅かに2%の話。
それと同じように25㎜のアトマイザーの内径を0.5㎜上げるか下げるかは僅か2%の話。

全体のスケールは違えど比率は変わらんというお話ね。

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エアフローパーツが長そうだからとカットしてしまうアホもいる( ´∀` )

たかが1.5㎜を気にして、結果がどうなるかわからなくても実行してしまうアホ。




実践

丁度ビルドする機会があったので、いつも実践していることを、ただ垂れ流してみる。
需要?そんなもん要らん要らん。自分が満足さえできれば。


俺っちが一番苦手とするデッキ構造でやってみたいと思う。
ポールレス(反対にするとレスポールになるね( ゚Д゚)と呼ばれるデッキが嫌いな人多いみたいだけど、俺っちはこの3ポールの真ん中の処理がとても嫌い。
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clear-rainy.hatenablog.com




まずはコイル作り。
単線だとコイルメーカーをいつも使う。
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単線24gで作ってみよう。
普通だと画像のように穴に通してきっかけづくりしてクルクル~だよね。

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アタイはここでひと巻きする度にペンチで引っ張っている。
これをやることで劇的な違いは無いのかもしれないが精神安定としてのオマジナイ。
クラプトンコイルではやらない方がいいよ。アウター抜けちゃうかも。
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コイルメーカーなりにくるくるしたモノ
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ひと巻きずつペンチで引っ張ったモノ


多少内径に違いは出るが、こうして並べてみると殆ど違いが分からない。

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左がペンチで引っ張ったコイル  右が通常に巻いたコイル


さて、作った2つのコイルでの影響は大差ないとして、デッキに組み付けていく。
普段は足の整形を事前にせずに組んでしまうのだが、ここでひと工夫。
外側の足を固定してから赤矢印の方向に、マイナスドライバーでへし曲げている。

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両方組んだ姿。
一応記しておくと、左がペンチで引っ張ったコイルで右が通常に作ったコイル。
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↑引っ張った方
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↑引っ張ってない方




ドライバーンしていく。
その際に加熱ムラが通常に巻いたコイルの方が強く出たのが確認できる。
だから何?って言われると困るけどね。
だって均等に加熱できてしまった後は何一つ変わらないと言えば変わらない。
下がペンチで引っ張った方で、上が通常に巻いた方。
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ドライバーン後。0.30Ω
デュアルコイルの赤熱化のタイミングがいつまでも同調がとれないときは、大抵どちらかの固定ネジの締めが甘いことが多いよ。

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引っ張った方
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普通に巻いた方


コイル位置がエアホールに近く、更に少し上に設置されていることを確認。
定石では覗くとコイル下半分が見えるくらい。
このアトマイザーにおいてはもう少し上の方が美味しいと思う。
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そんじゃウィッキング。
タフネスなコイツを使う。
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clear-rainy.hatenablog.com




コイルに無理矢理通す。
24gなので、若干のパワープレイでも崩れないでいてくれる。

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カットしてからピンセットでゴシゴシして少なくしてやる。
先端のみってのはなかなか難しい。
先端だけ千切り取るにはかなりのパワーでやらなくてはならず、ピンセットでゴシゴシしているのなんて、どう考えても長い繊維を反対側まで抜き取っている。
その証拠にゴシゴシ後の取ってしまったコットンは繊維が長い。
でも、確実に先端は無造作に広がり、吸水性が良くなったとは思う。

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ウェルに収める。
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キャップを被せてエアホールから状態を確認。
コイルがコットンで塞がっていたら、なるべく多くのエアが当たるように少しコットンをどける。

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はい。出来上がり。
冷めないうちにお食べ💗
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見つめ直して見えてきたこと

いつまでもデュアルコイルのビルドが上手くならないし慣れない。
原因はケーススタディが明らかに足りないから。
それはつまり爆煙より高抵抗のMTLでVapeを吸うことが殆どだからに違いない。

だって今回の実践でやったビルドに30分くらいかかってるんだもん、ダメだよね。

そしてよそ様に見本として披露するほどキレイなビルドですらない。
恥を忍んで晒しているのだ。マゾヒストです。


具体的な反省として下の画像のように脚を曲げる場合、センターポールに触れてショートしないように気を付けなければと思った。
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更にこの画像でも分かる通り、コイルの最後の巻きがちょっと離れてしまう事が頻発する。
味とかに影響するかわからないが、どうしても気になる。
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ウィックが明らかに長い。
なんだろね?心配性なのかどうしても長くとって、長いままウェルに収めてしまう。
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他にもコイル作成前の狙いの抵抗値の読みが甘いとか、デュアルなのに巻き数をバラバラにしてしまったり、コットンの量が毎回違うとか、まあ色々。

こういう風に毎回同じように組めないから、毎回違う味が出て安定しないんだよね。
日々精進。



以上でーす。



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