VAPEのクローン事情
私は主にTwitterで電子タバコの情報や話題を拾うことが多く、印象としてみんなとても楽しんでいるなと感じる。
何事もどうせやるんなら、なるべく楽しまないとと思いながら人生やっている。
最近の界隈の話題といえばPodMod。VWの大型Pod。しかもRB(A)？もできるんだぜぇ～。むしろリビルダブルAIOとでも表現しましょうか。
無理にカテゴライズして、どこかの枠に入れなくてもいっか。
これからDualバッテリーとかDualコイル搭載のPodなんかが出現したりして。
※途中の挿入写真は手持ちのクローンのアポカリプスですが、文章との繋がりはありません。
比較品が無くて申し訳ないが、切削のガスマスク模様がオーセンよりやや大きくやや粗い。確か1200円だったかな。
《〇〇vs〇〇の構図》
こうなってくるとPodじゃない勢に新商品がなかなか投入されず、Podじゃない勢が度々話題に揚げる『オーセンvsクローン』と『ハイエンドvsマスプロ』論争。
Podじゃない勢の私も、話題がないので少し乗っかってみようかと。
多分この二つは視点こそ違うが、殆ど同じ事を示していると思われる。
ただし後者は特に『ハイエンド』『マスプロ』という定義付けが曖昧なので、そっと蓋を閉じることとするよ。
一言だけ呟くとすれば、マスプロ品がないとハイエンドという概念も生まれないし、自慢にもならないってこと。
構造に大きな違いは無いようだ。
さて『オーセンvsクローン』とは表記したが実際は闘いではない。
クローンユーザーを許せるかどうかの議論が殆ど。
ここでのクローンとは贋作や模造品を意味しているから、オリジナルであるオーセンが本来の姿であるということで、商品自体の闘いは消費者の立場ではなく、メーカーがするべきこと。
《クローンの自己定義》
Vapeのクローンはアトマイザーに多く見られる。
私が捉えている『クローン』とはオリジナルの商品名に〇〇Styleなど、見た目もプロダクトも名前もほぼ変わらないモノをさしている。
それとは別にクローンとは位置付けなくても、大手中国系メーカー同士がプロダクトをマルパクりしたようなモノも存在するが、少なくとも見た目は区別できるくらい違うし、開発費用やプロモーション費用もそれなりに嵩んでいる筈だ。
まあこれはこれで問題だとは思うが、そうなってくるとVape自体を最初に思いついて形にしたメーカーや人としては、どのメーカーもクローンと位置づけしてしまえる。なんでもそうだよね。
おっとっと話がずれた。
クローン品はオリジナル品と全く同じクオリティで全く同じ素材で製造工程も全く一緒というモノではない。
オリジナル品のプロダクトをそのメーカーが低コストで、できる範囲でパクっていることだ。全く同じものであれば、開発費用が無かったとしても1/5ほどの価格で成り立つわけが無い。
消費者としては、クローン品はオリジナルによく似た別の商品であるということを再確認しておきたい。
ポスト上部のコイルガイドがかなり鋭く切り立っていて、右のポストが歪んでいる。クランプ部のプレートとガイドとのクリアランスがガバガバ。
《Vapeという底なし沼》
VAPEは基本的に自己満足の世界で、ファッションなんかとも同じだと思う。
ブランドバッグのクローン品を手に入れても、所有欲は満たされないのと変わらんと思う。
例えば私がブランドバッグのクローンを持っていて優越感を一時的に感じたとしよう。
そのバッグを私が持っている姿に誰か憧れた人がいたとして、同じブランドのオリジナルのバッグを手に入れたとしたら、クローン品を持っている私は劣等感を覚えるだろう。
何故ならどんなに高品質に出来ていたとしても、違うものであることは変わりないく、その物を手に入れたことのない人に、その物の評価は出来ないってこと。
ただクローン品は、オリジナル品の認知度を超加速的に拡散できるというメリットも持ち合わせていると思う。
大手中国系Vape通販サイトを見ていて〇〇Styleが載っていると、ついついオーセンを調べてしまう。
真似されるということは、オーセンがそれだけ評価されたモノで優れた商品だというある種の保証にも感じる。
それが高額であれ希少であれ、人々を魅了し憧れの的になる。
だからこそ模造品がビジネスになる。
ヒット商品のクローンを作るという根性は気に食わないが、それを欲しがる消費者心理は理解できる。
私はクローン使用者を否定しないが、少なくとも私が欲しいと思って憧れている商品はクローンではない。
それが原因でどんどん欲しいものが増えて、そんなに沢山をいっぺんには使えないのにどんどん買い増やしてしまう。
これが沼か・・・。
BFピンが何故か付属。パープルだけスクリューヘッドの形が異なる。
《個人のまとめ》
論争に混じろうとは思っていない。
他人の評価軸は捨て、使用者が満足であればそれでいいし、論争はいつもその台詞で締められる。
論争を見ていて思うことは「心の底から使いたいモノを使っていればいいのでは？」
クローンだとバカにされている気分になるということは、自分自身が引っ掛かってるってことでしょ。
と、クローンを持っている身で言っておくよ。
あなたのお気に入りのVapeは、実は過去に良く似たものがあったりするかもよぉ～？
