”蜜”という名の名器
なんだかなるべく外出しないようにしていると、ポチポチしてしまう。
まあ便利な世の中ね。
今回のはかなり前にリリースされて、現在も好評なアトマイザー。
安定供給されているのか現在では人気が無いのか知らんが、在庫は結構ありそうな感じ。
私としては22mmドリッパーは一旦ケリがつき、Orbitalでいいと思っているが、やっぱさ比べる対象がほしいよね。
つまり!噛ませ犬。
それに22㎜のRDA収集が止まらない。
NECTAR Microさんです。
少し装飾が施されているけど、ノーマルのMicroと一緒。
ドリップチップは付属しないので別で入手が必要。規格は510。
高価な噛ませ犬だよ。
とにかく比較して、OrbitalとNectar Microの個人的好みを綴ってみたよ。
《外観》
放熱フィンがあんまり好きじゃない(じゃあ何で買ったのさ)。
なんだけどエングレーブ装飾とウルテムタンクがカッコイイのでNectarの方が好き。
シルバー系にもブラスにもカッパーにも合うから、結構万能かも。
どうもごちゃごちゃしたデザインの方が好きだ。
《内部構造》
デッキ、ベース、タンクスリーブ、トップキャップと大きく4つに分かれる。
ベース、デッキ、タンクスリーブはポジティブピンによって、一撃で貫かれ固定される。
ポジピンはデッキ側とインシュレーターで絶縁されている。
ポジピンを覆うようなインシュレーターは挟まらない仕様。
ビルドはNectarの方が断然しやすい。
Orbitalは俗にいうワスプ方式。コイル固定部が離れていて私は苦手じゃ。
リキッドのドリップなんだけどもね、Orbiralは運用中トップキャップ外すとデッキとキャップの間から
どんどんとジワ漏れしてくる。
ドリップチップだけ外してドリップすると中が良く見えないけど、そうするしかない。
それでも少しは滲んでくるし、ポスト間が狭いので適当にドリップすると溢れる。
Nectarはそれは無いが、ドリップというかチャージ時、コットンを両方コットンホールに入れちゃうとリキッドがタンクに入らねぇ。
コットンは1つだけ中に入れれば大丈夫。
ということでNectarはRDTAだったので運用面は比較しにくいが、強いて言えばNectarの方がドリップの回数は少なくなる。
Orbitalもウェルがかなり深いので相当溜め込めるが、1.4mlのタンクには敵わない。
《フレーバー》
味はOrbitalの方が僅差ではあるがよりハッキリとリキッドが感じられる。
角が立ち過ぎているほど。
好みとしてはOrbitalの方が少し好きかな。
あとOrbitalの方がエアの調整幅が大きいので、当然好みに合致するユーザーが多いと思われる。
ボトムエアのNectarはあれこれ調整しなくても、安定して美味しいし、調整幅が少ないという事は特化型。
サイドエアフローのOrbitalは抵抗値やコイルの上げ下げによってややユーザーによってフレーバーの不安定さが露呈することが若干あるが、ボトムエアフローのNectarは干渉しない程度にコイルを下げれば、フレーバーに安定感がある。
トップキャップ裏に全くと言っていいほどアールが掛かってない。
アールを掛ければもっと味が優れるのではないかという人がいるんだけどさ、持ってない人が言ってるんじゃないかな。
↓これだよ?吸い込むミストがキャップ裏のどこにも干渉しないと思うんだけど。
ドリップチップの形状を言っているならまだしも、トップキャップ裏の形状に何の意味があるのか疑問。
《結果》
Nectarが持ち出すには楽ちんで好き。
当記事の再編集時(2020年11月2日時点)で、一番使っているのがこのNectar Micro。
0.5~0.6Ωで使用している。
以上でーす。