侮るなかれ18350
18350バッテリーは数字の通り18㎜直径の高さ35㎜のサイズの、家庭で多用される乾電池より強いパワーの性質を持つバッテリー。
基本的にはVapeで主に使用されているバッテリーは4種類ほどある。
一番ポピュラーな18650。
少しサイズアップの21700(20700は持ってませんでした)。
そしてコンパクトな18350。
それぞれサイズに比例して、大きな力を蓄えられるので、18350だと、さほどのパワーを要求できない。
つまり爆煙と呼ばれる、沢山のミストを吐き出すには比較的大きな電力が必要とされるため、18350では基本的に力が足りない。
一方少ないミストで、Vapeを楽しむスタイル(外出中の私)もあり、コンパクトさを求めるのであれば最適とも言えるのが18350。
当然電力も小さいが、バッテリーの持ちも悪い。
小さな器なので仕方ないが、本当にチビチビ吸いの人なら1日は大丈夫じゃないかな。
因みに私は仕事では昼の20分程度と午後休憩の30分と帰りの5分、合計およそ1時間程度なら1本で1日持つよ。
一応予備で1本ないし2本持ち歩いても、さほど邪魔ではない。
だから割とVape歴が浅い人とか、Podのステップアップで勧めたいところではあるんだけど。
んが!しかし!
18350バッテリー使用可能なModのどいつもこいつも本体充電できねーの。
入門者にやさしくないね!って思うかもしれないがそうではない。
18350は充電がもたないんだから、蓄電が無くなったらバッテリーを交換すればすぐ使える。そのためには本体以外で充電しておく必要があるから、充電器を所持することが求められる。
つまり18350はベテランべいぱぁがPodやAIOではない、コンパクトなModに使用するスタイルとなっている。
リチウムイオン系バッテリーは、見た目の割にはハイパワーだから、小さな個体でも扱いは慎重にしなくてはいけない。
とくに限界値の低い18350バッテリーは、しっかりと電流、電圧、抵抗値を割り出せなければ、直ぐに許容範囲をオーバーする。
許容範囲をオーバーしたらそれ以上出力できずに終わる・・・ならいいんだけど、発熱し、溶解したり火を噴いたりというリスクもある。
制御基板を介したとしても、バッテリーの許容範囲内に治めておいたほうがよいだろう。
そんなことから、入門者が手を出しにくいスタイルになっているとの解釈に至った。
ではサラッと僕チャンの可愛らしいModを少しだけ。
コンパクトMy Vape
左は18650バッテリーだよ。右はPodだよ。大きさ比較のために脇に添えた。
2つとも同じ18350で可動するMod。
左はTA KIT セミメカと言われる液晶なしの小さな基板が入っている。
一般的なセミメカ基板の機能は、短絡保護、可電流保護、最低抵抗値設定、タクトスイッチなど。
これだけ監視してるなら、どちらかというとセミテクぢゃねーか?
右はNotion MTL Mech Mod メカニカルModで、ダイレクトコンタクトのスタイルでアトマイザーとバッテリーを繋ぐ器としてのみ機能する。
TA KITの基板。
アトマイザーを変える度にイチイチこの板をクパァおーーーーーっと、上へ引き上げなくてはならない。
Notion MTL Mech Modのチューブ。
向こう側まで筒状になっている。
背が低いのでフォルムが長いアトマイザーと組むとちょいとブス。
自分自身で落ち着いてる組み合わせはこんな感じ。
TA KITは殆ど使ってないけどね。
〈まとめ〉
18350バッテリーは扱いにくいが扱いやすい。
バッテリーの出力をしっかり学んで、充電器を手に入れたならば、是非Vapeで試していただきたい。
以上でーす。